■ロタウイルス感染症
●予防接種の目的
ロタウイルスは、世界のどこでもみられる、主に5歳未満の乳幼児に多くみられる急性胃腸炎の原因ウイルスです。
主な症状は、下痢・嘔吐・発熱などで、ときに脱水、けいれん、肝機能異常、腎不全を、まれですが急性脳症等を合併することがあります。年齢にかかわらず何度でも感染発病しますが、乳児期での初感染が最も重症で、その後感染を繰り返すにつれて軽症化していきます。この最初の感染を防ぐことを最大の目的として乳児早期にワクチン接種を行います。
●ワクチンの副反応
腸重積症発症のリスクがあるため、周期的な不機嫌、腹痛、反復性の嘔吐や啼泣、血便、腹部膨満感、高熱などの症状が1つでも見られた時には速やかに医師の診察を受けるようにしてください。
■接種回数
●1価ワクチン:2回
出生6週0日後から24週0日後(標準的には生後2月に至った日から出生14週6日後)までの間にあるお子さんに27日以上の間隔を開けて2回
〇5価ワクチン:3回
出生6週0日後から出生32週0日後までの間にあるお子さんに27日以上の間隔を開けて3回
※1価ワクチン、5価ワクチンともに、腸重積症の好発時期を避けるために、出生14週6日後までに初回接種を完了させることが望ましいとされています。